これが沖縄の真実だ

このブログは、在日米軍基地を過重に負担させられている沖縄の現状を伝える「オスプレイ不安クラブ」が開設しました。

沖縄島と九州を比較してみた

沖縄島には、米空軍、米海軍、米陸軍、米海兵隊という四つの軍事組織からなる「米軍」が駐留していて、在日米軍人の半分(2.5万人)と軍属らがいる。米軍施設は30以上もあり、おまけに沖縄には自衛隊の駐屯地もある。

 

〈右下は、大隅半島一帯と沖縄島 (紫色) を重ねた比較図〉

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1609年4月1日、島津氏の薩摩軍が首里城を占拠した。

その336年後の1945年4月1日、米軍が沖縄島に上陸した。

 

沖縄が日本の支配下におかれて 407年が経過した。
米国に支配されて 71年が経過した。

 

今も国土面積のわずか 0.6% でしかない沖縄に

在日米軍専用施設 74% が集中している。

 

現在に至るまで米国による沖縄の軍事植民地化を可能にしているのは、日本政府(すなわち日本国民)の承認と支持があってのことだ。つまり、日本という「共犯者」があってこそ成り立っている軍事植民地なのである。

 

沖縄は、かつては薩摩藩の植民地ないしは植民地的存在であったが、現在は日本政府の了解を得て米国が軍事植民地にしている。その意味で、沖縄は日米両国の植民地と言える。

 

《「軍事植民地 沖縄 日本本土との〈温度差〉の正体」(吉田健正/高文研) 68-69頁より抜粋》

 

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